2019-03-01から1ヶ月間の記事一覧

ハイトーンが出ない

Miles Davis. セカンドトランペットの譜面にもようやく馴れてきたころ、特に決定的だったのは、どうやってもハイトーンが出ない、というこの現実でした。 もともとトランペットは我流で練習してきたので、楽器自体を買ってもらったのは高校2年生の夏頃だっ…

バンド言葉

Willie Nelson. バンドに限らず、水商売というか広くは映画、テレビ、演劇の世界なんかもリアルタイムの朝夕に限らず、真夜中でも仕事始めに人と出会うときには「おはようございます」と挨拶をする習慣があるようです。 誰でも最初にはびっくりもし、違和感…

想い出のピアニスト(2)

Miles Davis. ほんとに記憶力の悪いということは困ったものだ。 こうしてバンド時代のことを書こうと思って、実際に書き出してみても、さっぱりその当時の一緒に働いていた仲間、バンドの皆なの顔が浮かんでこない。 切れ切れの断片としての不鮮明な記憶ばか…

想い出のピアニスト(1)

Louis Armstrong and Duke Elington. 東京には約5年間いた。 あちこちの店を移っているので、もう顔も(勿論名前なんか全然)思い出せない人ばかりなのだが(写真もないし)、なんとかセカンドのトランペッターとしてそれなりに仕事出来るようになったころ…

バンドとショウタイム

Count Basie. お店(キャバレー)に入っているバンドは普通二つのバンド(店によっては三つとか)が互いに交代しながら演奏を続けるわけですが、その中で大体二回のショウタイムというのがあって、そのショウのバック演奏を務めるバンドが一応メインバンドに…

アー、ベー、ツェー、デー、・・・

石井彰(p) 譜面(楽譜)を読む、その読み方はバンドに入ってみると、皆さん代々受け継いできたのか、ドイツ語と英語のチャンポン(まぜこぜ)でしたね。 音合わせする基本の音はAなのですが、このAを「アー」とドイツ語読みするのが普通で、「エー」と発…

「彼岸荒れ」の言葉通りに今日の午前中、一時強く吹雪いた。 せっかくほとんどの道路の雪が融けて、喜んでいたのもつかの間、あっという間に元の冬景色に逆戻り。 しかし、こうやって行きつ戻りつしながら季節は確実に春へと移り変わっていっているのだ。 昨…

バンドマンになって

Marcus Miller. ぼたぼたと文字通りのぼた雪がふって、せっかくもうほとんど融けていた道路や畑やらがまた一面の雪野原になってしまった。 でも今朝は雪かきをしなかった。 やがて雪が降りやみ太陽が出てくれば直に融けてしまうだろうから。 もう半世紀も前…

音楽を聞くことと演奏すること

John Patituccl. モーツァルトの音楽を偉大なるマンネリズムと呼んだ批評家の言葉を目にしたとき、なるほどなあと強く素直に納得したことを今更ながら思い出す。 確かに彼の音楽は何を聞いてもモーツァルトであって、耳に快く、ほとんどが不快な思いを抱かせ…

なりふりかまわず

Kamasi Washington 内容に関係なくこれまで描いてきたジャズメンの似顔絵をこれからは載せていきます。 今日書こうと思ったこと、やはり今日書こうと思います。 おじさん週刊誌のうち週刊現代とポストの両誌は、ここ半年の内で完全になりふり構わず団塊の世…

写真を投稿してみました

初夏。 上の写真は id:sekauntoに使用したものです。初夏のすがすがしい風景ですね。 今はまだ雪が残り、冷たい風が吹き抜けているばかりの土手なんですが、季節が巡って時期が来ればこのような爽やかな緑と濃い青空が広がる風景になるんですね。 これはある…

友達に追従して

SNSに触れてからどの位になるだろうか。 あの東北大震災の前だったことは確かなので、少なくとも8年以上は前になるだろう。 一番最初はmixiというSNSから始まった。そのうちfacebookという名前が聞こえ始めて友達が少しずつそちらの方へ移っていき、…